AR用ビデオ監的スコープ

20040611 「い」

 SBまたはBBではビデオ監的スコープで楽をしているのですが、さらに怠惰な著者はとうとうAPでもビデオを使うデジタルシューティングへ.....

50mのSBに比べれば10m射場は楽なものです。しかし、元来荷物が少ないことを最大の利点としてAPを始めた著者としては、大がかりな道具を用意するのであれば全く本末転倒。今回はいかにコンパクトに収めるかを課題にします。

 例によって秋月に行って、今度は1/4"のCマウント・カラーCCDカメラ箱入りを1万?千円で調達してきます。ついでにポケットサイズの3脚も。えぇと、これだとCCDサイズは3.2×5.5mmくらいでしょうか。AP標的は約17cm角くらいで、4段取れずに何度も協会に寄付をしている著者としては、SBの様に8点圏だけでいいとはとても言えなくて.....標的全部表示できないといけません。ということは10m先の200mmくらい(ライフル射撃標的の規格参照)を、手元に3mmくらいの大きさに写せればいいわけです。

計算するとぉ、焦点距離150mmですか。これならたいしたこと無いです。ズームにして微調整できるようにもしましょう。というわけで秋葉原に行って調達してきます。結局Cマウント150mmのズームレンズは手に入らなくて、75mmのズームレンズに2倍のエクステンダーをつけることになりました。

というわけで、完成版が以下のとおりです。

このシステムでのビデオ像を提示しておきましょう。ズームが望遠側で焦点距離150mmです。

射撃前 1発射撃後 6時方向10.5 10発でこれじゃ4段は合格せんわな。
Mintron CCD Color Camera 秋月にて調達。ズームレンズはラジオストアの階段の前の店。

普段のAPの練習はNoptelを使っていますが、やはり仕上げは弾が出ないとね。そうすると、いちいち手元に標的を返すのがめんどくて、本当にわれながら怠け者だと思います。Noptelと共に使うときはビデオ信号をノートPCに入力するカードをを使って液晶モニターの代わりにしてます。

使用したビデオカメラ等については秋月電子通商を参照してください。3脚を小さなものにしたのでそのままでは重心が合わず、ひっくり返ってしまいます。このため、小さな雲台を購入して3脚に装着し、3脚、雲台とも90度屈曲させてカメラをオフセットさせています。上の写真を参照してください。

文責・著作 「い」

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